新刊を読む際には、前巻の内容を記憶から呼び起こしながら読み進めるため、新刊の世界に没入するまで時間がかかる... そんな人多いと思います、私もその一人です。 そこで、既発行巻までのあらすじを纏めました。 事前に一読すれば、新刊の1ページ目から漫画の世界観の没入できますよ。
キングダム:『週刊ジャンプ』にて2006年9号より連載して、累計発行部数1億部を突破した大ヒット漫画
次巻の発売
次巻75巻は、2025年3月18日発売予定です。これまでの主な出来事は以下の通り。
最新刊のあらすじ

最新巻となる74巻は、12月18日発売。表紙は秦国を改革するため「三つの柱」を掲げた昌平君
「番吾の戦い」で趙軍に惨敗を喫した秦。失意に沈む咸陽だったが、軍総司令・昌平君が起死回生の”三つの柱”を進言。もう一度、中華統一の道へ回帰するべく、秦国は総動員体制で立て直しを図る。その第一歩として、全国民の”戸籍作り”に奔走する文官たちだが・・・!?

- 渕さんが5千人将に、羊かいが将軍に昇格
- 戸籍づくりが進み、徴兵により20万人規模の新しい兵力創出
- ”3つの戦争改革”の3本目の柱は、2年で兵力の犠牲を極力抑えて、韓王都・新邸を落とし韓を滅ぼしこと
- 韓攻略の準備として、魏から韓へ援軍を出せないよう、王ほんが5万の軍勢で絡紫城を占拠。趙から韓へ援軍を出せないよう楽華が5万の軍勢で黄都一帯に展開。
- 韓の西の要地”南陽”を李信将軍6万と謄大将軍10万と老人部隊10万で攻めると見せかけ、無血開城させる
- 南陽を秦と韓の入り混じった理想郷にするため、城元城主龍安を斬首にせず
- 飛信隊が住民と共に夕食を取った時、老人が信を襲うも無罪放免

73巻のあらすじ

2024年9月24日初版発行、表紙の中央上部は王煎将軍
総大将・王煎のもと挑む第二次超北部攻略戦。25万もの軍勢を揃えた進軍だったが、開戦早々、主力の飛信隊を戦場深くに”離脱”させられてしまう。 その隙に、王煎本軍に襲いかかる趙・青歌軍。高い士気と武力を誇る青歌軍の攻勢を前に、王煎は本陣を包囲され・・・!?

- 王煎煎を逃がすため、青歌軍と戦い、王煎軍第一将「亜光」戦死
- 更に王煎を逃がすため、青歌軍と戦い、王煎軍第三将「田里弥」戦死
- 王煎敗走、それを聞いた飛信隊も撤退
- 番吾城を攻めた楊端和軍・キタリが捕虜になっていた壁を救出
- 敗走後、倉央が糸凌の形見を求め敵軍に単身出向き、生きていた糸凌と再会
- ”美徳の男”カン・サロの温情で、倉央と糸凌が解放される
- 6日間屋敷に籠った昌平君が、秦が再び中華統一の道に戻るために、国をあげて行う”3つの戦争改革”を大王に具申
- 「戸籍作り」「軍の編成改革」「・・・」
73巻では、”3つの戦争改革”の内二つしか明らかになりませんでした。次巻で明らかになるであろう3つ目が気になります。

全巻ストーリー概略
紀元前3世紀、500年の争乱が続く古代中国の春秋戦国時代末期を舞台に、「中華統一」を目指す後の始皇帝・第31代秦王・嬴政と、その元で「天下の大将軍」を目指す主人公・信の活躍を中心に描かれています。 主な出来事や信の出世の変遷等纏めてました。
主な出来事 | 対応巻 | 信の出世 | 戦死者 |
---|---|---|---|
嬴政との出会い-王弟反乱 | 1-5 | ||
初陣 | 6-7 | 歩兵 | |
暗殺者襲来 | 8-10 | ||
秦趙攻防戦 | 11-16 | 100人将 ”飛信隊” | 王騎将軍 |
山陽攻略戦 | 17-23 | ||
軍師到着 | 23-24 | 千人将 | |
合従軍侵攻 | 25-33 | 三千人将 | ヒョウ公将軍 |
王弟謀反 | 34-35 | ||
著雍攻略戦 | 35-37 | 5千人将 | |
嬴政加冠~嫪毐の乱 | 38-40 | ||
黒羊攻防戦 | 41-45 | ||
鄴攻略戦 | 46-54 | ||
論功行賞 | 55-59 | 将軍 ”李 信” | 龐煖 |
6大将軍復活 | 60-62 | ||
平陽の戦い | 63-64 | ||
宜安の戦い | 65-69 | 桓騎将軍 | |
韓非子招へい | 69-70 | 韓非子 | |
番吾の戦い | 70-73 | 6万の将 羌瘣が将軍 |
この漫画の魅力的なポイント
とにかく、登場人物が皆「熱い」! そして、主人公・信が戦争孤児の奴隷から大将軍へのし上がっていくサクセスストーリーが爽快! 作者の原泰久は、漫画家に転身する前のサラリーマン時代に経験した「組織」の美学を当該作品に注ぎ込んでいるとのことで、組織の中でそれぞれの役割を果たそうとする人々の気持ちを想像するのも面白いです。
- 主人公・信の、戦争孤児の奴隷から、大将軍への階段を駆け上がるサクセスストーリー
- 会社生活にも通じるものがある、将軍や将の組織の動かし方・上官とのやり取り
- 紀元前中国での戦争で使われた戦術・戦略・謀略
原作漫画・アニメ・映画はどの時代を描写?
現実世界での年表
キングダムは、中国の春秋戦国時代後期を描いた漫画です。 三国志で有名な三国時代より前の紀元前のお話です。
紀元前770年~紀元前221年 | 春秋戦国時代 (紀元前247年 政が秦王になり、漫画キングダム始まる) |
紀元前221年~紀元前206年 | 秦朝 (史上初めて中国全土を統一した王朝、万里の長城を建設) |
・・・ | ・・・ |
180年頃~280年頃 | 三国(魏・呉・蜀)時代 |
政(のちの始皇帝)が紀元前259年に誕生し物語が始まります。
前259 | 政(のちの始皇帝)が誕生する |
前247 | 秦の荘襄王が死去し、政が秦王となる |
前241 | 秦が楚・趙・韓・魏・燕の5か国連合軍の侵攻を撃破 (函谷関の戦い) |
前239 | 政の異母弟の成蟜(せいきょう)が反乱を起こす (成蟜の乱) |
前238 | 趙姫の愛人の嫪毐が反乱を起こし鎮圧される (嫪毐の乱)。呂不韋が失脚 |
前236 | 秦の将軍・王翦・桓騎・楊端和が趙へ侵攻する |
前233 | 秦軍が趙の将軍・李牧に大敗を喫する |
前232 | 秦軍が趙の将軍・李牧に再び敗北する |
アニメ・映画と漫画巻数との関係
原作漫画を基にアニメ・映画が作られています。 アニメ・映画と原作漫画の関係をまとめました。 アニメはamazonプライムで鑑賞できます。 アマゾンプライム会員であれば無料でいつでも視聴できるので、録画要らずで、超便利です。コチラから申し込みできます。
主な出来事 | 漫画 | アニメ | 映画 |
---|---|---|---|
嬴政との出会い-王弟反乱 | 1-5 | 1 | 1 |
初陣 | 6-7 | 同上 | 2 |
暗殺者襲来 | 8-10 | 同上 | |
秦趙攻防戦 | 11-16 | 同上 | 3 |
山陽攻略戦 | 17-23 | 2 | |
軍師到着 | 23-24 | 3 | |
合従軍侵攻 | 25-33 | 同上 | |
王弟謀反 | 34-35 | 4 | |
著雍攻略戦 | 35-37 | 同上 | |
嬴政加冠~嫪毐の乱 | 38-40 | 同上 | |
黒羊攻防戦 | 41-45 | 5 | |
鄴攻略戦 | 46-54 | ||
論功行賞 | 55-59 | ||
6大将軍復活 | 60-62 | ||
平陽の戦い | 63-64 | ||
宜安の戦い | 65-69 | ||
韓非子招へい | 69-70 | ||
番吾の戦い | 70-73 |
映画で違和感があるシーン
私は、原作漫画やアニメをあらかじめ見て、その世界観を持って映画を鑑賞したところ違和感を持つシーンがありましたので紹介します。
- 違和感1⃣ 紫夏との逃亡劇 (キングダム3)
-
闇商人の紫夏らと秦に逃げ帰るための旅で、最後の関所を超えたあと、趙に気づかれ戦闘しつつ逃亡。 29歳の吉沢亮がそのまま演じていたが、王になる前の「子供時代の政」を演じるに違和感あり。 吉沢亮演じる政が立派な大人だから、「紫夏らに助けられるだけでなく、自分でも戦え」と突っ込んでしまった!
最後になぜ趙に気づかれた追われることになったのか、秦からの応援がなぜ向かってきたか、狼煙の話、木の上で砂煙を見張っていた話とか端折りすぎていて、映画は話を単純化しすぎ!
- 違和感2⃣ 羌瘣の服の白さ・走り方 (キングダム2/3)
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映画の中の羌瘣の服の白さが戦場のシーンに違和感あり。 土埃の中何日も行軍して、「あの白さが保てるわけないだろう」と思わず突っ込んでいました。 アニメでは、他の登場人物もカラフルな色の衣装なので、羌瘣の服の白さは目立っていません。
加えて、崖を登るシーン、羌瘣が他の歩兵と同じように、普通に走っている姿に違和感があり。 巫舞(みぶ)の「トーン タンタン」というリズムで浮くように滑るように移動するイメージがない。実写の映画でこれを表現するのはかなり難しいのかな。
- 違和感3⃣ 尾平の前歯
-
尾平と言えば、前歯が印象的。 映画では尾平役の岡山天音さんが、マウスピースを上の歯全体にはめ込んだようですが、漫画・アニメの尾平の前歯には全然及ばずです。 岡山さんのようなカッコいい俳優さんではなく、3枚目芸人ぐらいが世界観にピッタリ嵌るのに・・・。

キングダム名言集
桓騎最後の戦い前に一言
69巻。 黒桜に頼まれ、桓騎は最後の戦いの前にいつものセリフ。 最後までカッコいー!

心配すんなお前達、全部上手くいく
キングダム人間模様
信と羌瘣の関係
62巻。「禁術」を使って死にかけていた信を助けた羌瘣の治療中のやり取り。 信は、羌瘣から告白されるも、戦いを優先して、ホールド状態。



(自分の命を削ってまで、助けたのは)隊長のことが好きだからに決まっておろーが。 違うのか?



いや、違わない。(好き)



それ(戦い)以外のことに気を使い出したら弱くなる気がする。
今の私の気持ちは聞かなかったことにしてほしい。
70巻。 信の故郷・城戸村にある5歳から約10年間漂と一緒に暮らした小屋の前で、信が羌瘣にプロポーズ。 信のことを好きだと思われるテンと関係がどうなるか心配・・・



この中華統一の戦争が終わったら、俺と結婚してくれないか



この約束があれば二人は死線でもうひと踏ん張り利くようになる気がする。この約束は二人を強くするんだ。



返事はいつでもいいぜ
桓騎一家
69巻で桓騎は李牧に倒されてしまう。 最期の桓騎一家の動きはこちら。 大半の幹部は戦死するが、氾善・摩論らは、飛信隊と共に趙軍の囲いを突破し、国内に逃げ延びた!


① | ゼノウ | 桓騎と共に戦死 |
② | 那貴(なき) | 飛信隊から離れ、桓騎の元へ 桓騎と共に戦死 |
③ | 氾善(はんぜん) | 飛信隊の重傷の大男達の馬車と共に 隠れて戦線離脱 後に、七代紅春を作る |
④ | 雷土(らいど) | 趙・平陽での戦いで拷問死 (64巻) |
⑤ | 摩論(まろん) | 桓騎の伝言をオギコから聞き、 飛信隊と共に戦線離脱 後に、桓騎軍残党で傭兵団を結成 |
⑥ | 桓騎 | 戦死 |
⑦ | 黒桜(こくおう) | 桓騎と共に戦死 |
⑧ | イ厘玉(りんぎょく) | 桓騎と共に戦死 |
⑨ | オギコ | 飛信隊と共に戦線離脱 |
⑩ | 砂鬼一家 | 飛信隊と共に戦線離脱、後に聖地へ還る |
まとめ
桓騎というダークヒーローが、これまでの物語に怖さ・恐怖・おぞましさというスパイスをつけてくれていた。 今後は名敵方・李牧との駆け引きが楽しみです。
また、アニメ映画も続々作成されているので、復習兼ねて楽しめます。これまでのアニメ・映画は amazon プライムビデオ で手軽に見れますよ!
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