キングダム3の映画が上映中です。 原作漫画やアニメをあらかじめ見て、その世界観を持って映画を鑑賞すると違和感を持つシーンがありました。 私が感じた違和感シーン3選纏めました。 映画・アニメは原作(漫画)の何巻に相当するか対比表も作成しましたので、併せて参考にしてください。

映画鑑賞時に感じた違和感 3選
違和感1⃣ 紫夏との逃亡劇
闇商人の紫夏らと秦に逃げ帰るための旅で、最後の関所を超えたあと、趙に気づかれ戦闘しつつ逃亡。 29歳の吉沢亮がそのまま演じていたが、王になる前の「子供時代の政」を演じるに違和感あり。 吉沢亮演じる政が立派な大人だから、「紫夏らに助けられるだけでなく、自分でも戦え」と突っ込んでしまった!
最後になぜ趙に気づかれた追われることになったのか、秦からの応援がなぜ向かってきたか、狼煙の話、木の上で砂煙を見張っていた話とか端折りすぎていて、映画は話を単純化しすぎ!
違和感2⃣ 羌瘣の服の白さ・走り方
キングダム2と時も同様に感じましたが、映画の中の羌瘣の服の白さが戦場のシーンに違和感あり。 土埃の中何日も行軍して、「あの白さが保てるわけないだろう」と思わず心の中で突っ込んでいました。
加えて、崖を登るシーン、羌瘣が他の歩兵と同じように、普通に走っている姿に違和感があり。 巫舞(みぶ)の「トーン タンタン」というリズムで浮くように滑るように移動するイメージがない。実写の映画でこれを表現するのはかなり難しいのかな。
違和感3⃣ 尾平の弱気な発言
敵軍を率いる副将の1人である馮忌(ふうき)本陣に突撃する直前、飛信隊内での会話の中で尾平が発した弱気な言葉、「こんなところに突っ込むのなんて無理だよ」
突撃するしかない場面、皆の士気を上がっているところで、思わず本音がでた一言で、尾平だから許される言葉。 映画での尾平の言葉は、場内でも軽い笑いが起きていた。
原作漫画の戦闘シーンは、笑いを誘う言葉は無く登場人物たちの熱い思いが溢れているので良い意味で違和感を感じてしまった。
映画・アニメは原作(漫画)の何巻に相当するか対比表
アニメはNHKが制作し、来年にシーズン5が予定されています。 映画キングダム3の前半「紫夏」編も後半「馬陽」編もアニメ・シーズン1の範囲です。 映画とアニメは当然ですが、一致しているセリフも多く、映画鑑賞の予習・復習にアニメが活用できます。 また、キングダム3を見て続きが知りたい!という方も、映画の続編を待たなくてもアニメを見れば「秦vs趙」「王騎vs龐煖」決着が分かります。 アマゾンプライム会員であれば無料でいつでもアニメが視聴できます。コチラから申し込みできます。
アニメで今放映しているのはシーズン4ですが、シーズン1を見返してみると、信、嬴政、テン、羌瘣の顔が子供で驚きます。 子どもから立派な青年・女性に成長しているのが、アニメの顔からも感じられます。 アニメ・映画と原作漫画がどのような関係かまとめました。
アニメ | 映画 | イベント | 対応巻 |
シーズン1 ~15話 | キングダム1 | 嬴政との出会い-王弟反乱 | 1巻-5巻中 |
同上 ~23話 | キングダム2 | 初陣 | 5巻中-7巻 |
同上 | 暗殺者襲来 | 8巻-10巻 | |
同上 | キングダム3 | 秦趙攻防戦 | 11巻-16巻 |
シーズン2 | 山陽攻略戦 | 17巻-23巻中 | |
シーズン3 | 合従軍侵攻 | 24巻-34巻中 | |
シーズン4 | 王弟謀反 | 34巻中-35巻 | |
同上 | 著雍攻略戦 | 35巻-37巻 | |
同上 | 嬴政加冠~嫪毐の乱 | 38巻-40巻 |

漫画は69巻まで発行されているのに、
映画3本目で漫画の16巻まで行っていない・・・
映画シリーズ化するかな?
原作(漫画)の構成
2006年の1巻発売から15年以上経過し、65巻まで発行されています。 信は、戦争孤児の少年から歩兵になり、今では将軍まで上り詰めました、残るは「大将軍」のみです。 65巻までの「イベント」「信の出世」「戦死者」を原作漫画の巻ごとに纏めてみました。
イベント | 対応巻 | 信 | 戦死者 |
嬴政との出会い-王弟反乱 | 1巻-5巻 | ||
初陣 | 6巻-7巻 | 歩兵 | |
暗殺者襲来 | 8巻-10巻 | ||
秦趙攻防戦 | 11巻-16巻 | 100人将 『飛信隊』の名を拝命 (王騎の矛) | 王騎将軍 |
山陽攻略戦 | 17巻-23巻 | ||
軍師到着 | 23巻-24巻 | 千人将 | |
合従軍侵攻 | 25巻-33巻 | 三千人将 | ヒョウ公将軍 |
王弟謀反 | 34巻-35巻 | ||
著雍攻略戦 | 35巻-37巻 | 5千人将 | |
嬴政加冠~嫪毐の乱 | 38巻-40巻 | ||
黒羊攻防戦 | 41巻-45巻 | ||
鄴攻略戦 | 46巻-54巻 | ||
論功行賞 | 55巻-59巻 | 将軍 「李」という性 | 龐煖 |
6大将軍復活 | 60巻-62巻 | ||
平陽の戦い | 63巻-64巻 | ||
宜安の戦い | 65巻-69巻 | 桓騎 | |
韓非子招へい | 69巻- |
原作漫画の読む方法
読みやすい紙の漫画
本棚に飾れて、ふと気になったときいつでも読めるのは紙だと思います。
素早く読める電子漫画
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まとめ
やっぱ、「キングダム」は面白い! 信を見ていると、血が熱くなるし、信の成長を見ているとワクワクします。原作漫画もいいですが、動きや声があるアニメ、カッコ良い役者さんやクールな女優さんが演じる映画は、キングダムの世界観を豊かに広げてくれ新たな楽しみを与えてくれます。
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